ロストオブカルマ-失業伝説-
サイトにweb拍手を設置した。すると、予想していたよりも遥かに多い拍手が届いた。こんなサイト誰も見ないだろとマジで思っていただけにそのギャップは大きい。
web拍手を貰うと「お前らぁ・・・!!」と思うわけだ。更新のモチベーションにだって繋がる。この気持ちを、サイトを更新しない人間にも分かるように説明しよう。
大前提として、ネットでこのような活動をしている人間はキモいということを念頭に置いてもらいたい。現実では誰からも評価されず求められずに生きていた人間だ。それが、ネットの海で突然好意的な評価を受けたとしたらどう感じるだろうか。
「嬉しい」
「ようやく俺が理解された」
「ネットこそが俺の居場所だ!」
という爆発的な妄想を繰り広げるのだ。もっとも、これはキモい人間にしか理解できない感情なのかもしれないが、どうせこのサイトを見ている人間はキモいに決まっている。よって問題はない。
平たく言えば承認欲求ってやつだ。誰しもが持つものだろう。それがこういった形で咲いたのは必然なのだ。
「この空白期間は何を?」
「ァ…ァウ…アォ…」
そんな人間の辿る道だった、というだけだ。
「友達もいねぇ!」
「職歴もねぇ!」
「学歴も資格もねぇ!」
「俺はこんな社会いやだ!家へ戻るだ!」
なるべくしてなる、という感じだ。
2015年3月25日
ボイン大好き
ここはホームページで、更新する人間ってのがいるわけだ。こういった類いのものは個人が更新している場合がほとんどだろう。ここでは俺がやっている。
言ってしまえば、小っ恥ずかしい感じだ。
どういうことか説明しよう。
サイトを更新する人間というのは十中八九キモい。この点についての説明は不要だろう。俺が言っているのはその次だ。誰が更新しているか、となると冒頭で書いたようにここでは俺がやっている。ここだ。これが恥ずかしい。
更新する人間、管理人とも言う。俺だ。俺なのだ。
俺だ、俺だ、と言うのは精神が崩壊しただとか、そういう感じではない。このサイトを作るとき、管理人、更新者、という空欄に打ち込んだ名前が、俺なのだ。俺という名前で俺が更新している。俺がな。
わかりにくい上にキモいのだ。なんだ俺って!?死ねよ!? およそ18ヶ月前の自分が悦に浸りながら決めたと思うと寒気がしてくる事案だ。
必然的な未来の話をしよう。サイト更新がキッカケで巨乳痴女の読者と知り合い、お、お、おセックスをしようじゃありませんか、という目的で会うことになるだろう。その際に
「俺くんってチンポ大きいんだね?」
と言われてもあまり興奮しないのだ。何だその名前は!チンポに響いてこないじゃないか!となるだろう。それではあまりにも辛い。
「チンポでか男くんって・・・」
俺は即座に巨乳痴女へ殴りかかるだろう。白木屋の店員に拘束され、めでたく懲役、となるのも目に見えている。やめようじゃないか。
「豊川悦司くん抱いちゃおうかな・・・」
最高にカッコいいが、それは俺ではない。あくまでオリジナルでいくべきだ。
「しょうたくん・・・」
確かにオリジナルだが、それは本名である。メチャクチャ勃起するのは否定しない。だが、ここはインターネットだ。
もっとこう、匿名かつ官能的なシーンに対応できる名前に変えねばならないと考えている。しかし思い浮かばないので保留ということにしておく。大丈夫だ、まだ巨乳痴女とは知り合っていないので間に合う。
2015年3月22日
風俗さえも俺にとっては能動で
彼女がほしい。これだ。
もっと言えば、セックスがしたい。いや、射精がしたい。セルフハンドサービス?オーケーオーケーの世界だ。
彼女がほしいとは言ったが、出来る予定もなければ目処もない。挙句の果てには関係を作るつもりもない。たった一つ思うのは、痴女にナンパされねえかなあ…という淡い期待である。
そんなものだから、自分から動き出すということをしない。完全な受け身の姿勢である。
「それじゃあ彼女なんで出来るわけないでしょう」
今さら何を言う、という次元だ。俺はとっくに理解している。黙っているだけでマンコが寄ってくる奴がどこにいる。その容姿で、その身分で、何を期待するというのか。理解している。
だが俺はそれでも、何もせずただ彼女がほしいと呟く。これは射精の話だ。
俺が積極的に話しかけて得ることの出来た信頼関係、それをセックスという形まで昇華させる。シンプルかつ確実な手段である。
しかし、それによって導かれる射精は偽りの射精なのだ。
俺が先手を取ったことで始まる男女の関係、これはどこまでも続いていくわけだ。
難しい説明はやめよう。つまり、その関係性ではマゾチンポが喜ばないのだ。女から言い寄られたことで築かれていく関係性、ここに俺は射精するのだ。
いいか、話をよく聞け。俺は彼女とイチャイチャしたいし、ラブラブセックスもしたい。優先度を下げれば、一緒にデートもしたい。だがそれは全て女に先導されることを望んでいるわけだ。チンポもそうだ。セックスによる射精とは他者によって導かれる射精であって、自己完結のオナニーとは方向性が違うのである。
「彼女が欲しいなら積極的になれ」
ふざけるな、と言いたい。俺からすれば、それはオナニーの延長上でしかない。
聞け。
俺はもう十分にオナニーが上手い。
知れ。
射精の何たるかを。
2015年3月18日