ボイン大好き
ここはホームページで、更新する人間ってのがいるわけだ。こういった類いのものは個人が更新している場合がほとんどだろう。ここでは俺がやっている。
言ってしまえば、小っ恥ずかしい感じだ。
どういうことか説明しよう。
サイトを更新する人間というのは十中八九キモい。この点についての説明は不要だろう。俺が言っているのはその次だ。誰が更新しているか、となると冒頭で書いたようにここでは俺がやっている。ここだ。これが恥ずかしい。
更新する人間、管理人とも言う。俺だ。俺なのだ。
俺だ、俺だ、と言うのは精神が崩壊しただとか、そういう感じではない。このサイトを作るとき、管理人、更新者、という空欄に打ち込んだ名前が、俺なのだ。俺という名前で俺が更新している。俺がな。
わかりにくい上にキモいのだ。なんだ俺って!?死ねよ!? およそ18ヶ月前の自分が悦に浸りながら決めたと思うと寒気がしてくる事案だ。
必然的な未来の話をしよう。サイト更新がキッカケで巨乳痴女の読者と知り合い、お、お、おセックスをしようじゃありませんか、という目的で会うことになるだろう。その際に
「俺くんってチンポ大きいんだね?」
と言われてもあまり興奮しないのだ。何だその名前は!チンポに響いてこないじゃないか!となるだろう。それではあまりにも辛い。
「チンポでか男くんって・・・」
俺は即座に巨乳痴女へ殴りかかるだろう。白木屋の店員に拘束され、めでたく懲役、となるのも目に見えている。やめようじゃないか。
「豊川悦司くん抱いちゃおうかな・・・」
最高にカッコいいが、それは俺ではない。あくまでオリジナルでいくべきだ。
「しょうたくん・・・」
確かにオリジナルだが、それは本名である。メチャクチャ勃起するのは否定しない。だが、ここはインターネットだ。
もっとこう、匿名かつ官能的なシーンに対応できる名前に変えねばならないと考えている。しかし思い浮かばないので保留ということにしておく。大丈夫だ、まだ巨乳痴女とは知り合っていないので間に合う。
2015年3月22日