2016年9月の投稿一覧

射精の重み

出されたものは全部食べよう

理由無きルールを漠然としたまま受け入れる。
これは価値観の話だ。そしてこの話は全て「もし黒木瞳似の美女が俺を見ていたら」という前提の元で進む。

「ちょっと多いな…」
満腹中枢の存在を感じ取る。目の前には3割ほど残った生姜焼き定食。現場は松屋、黒木瞳似の美女は場所を選ばない。架空の存在は困窮する浮浪人よりも融通の効く存在である。
残すか残さないか、その2択。黒木瞳似の美女へ精神的な視線を向ける。(完食しろ・・・)。脳から発した信号は身体を駆け巡り、折り返し地点のチンポを経由しファイナル・アンサーとなる。食べたほうがカッコいい、ただそれだけの価値観である。チンポの邪念に大きく影響された価値観、それは倫理、道徳、法と多岐にわたる。

出されたものは全部食べる

シーンは変わるが、風俗店の場合は少し違う。
「ちょっと違うな…」
マイルドに言えば、ブス。感じ取るは焦燥感。心に見る札束の燃え散る光景。己の浅ましさとの戦いである。
出されたものを食べる、果たしてそこに理由があっただろうか。疑問という盾を並べた。
正直でいること、それこそが自分自身の尊厳を保つことではないだろうか。理由とは壁になる。

ジーザス…。盾も壁も欲望の前では無力だった。

「射精しなきゃ勿体無いじゃん!」

真理だった。

光あれ

9月も終わろうというタイミングで恐縮ですが、お盆休みの話をさせてください。理由はそれが俺の最もフレッシュな話題だからだ!

盆休みに帰省をした。帰省初日、親からのコメントが「あれ?前髪薄くなった?」だった。

────────二つの可能性が生まれた。

・盆と正月にだけ帰省することによって親の持つ俺の頭皮情報が更新される間隔が半年となった為に記憶の相違が生じ前髪のファースト・インプレッションが狂った

・年に二度だけという間隔がむしろ脳科学的に考えてあの○○博士も絶賛!という具合で記憶にバッチリ残っており紛うことなき前髪の消失が生じた

一度落ち着こう。無心になろう。

・ハゲた

・ハゲてなかった

本日の重要参考人である洗面器さんからのコメントです。

「目に見えて抜け毛が凄い。パイプユニッシュをしたほうがいいと思う。」

という運びとなりましたので僕はいま毛髪のない世界へと向かっています。これを別れと感じるか旅立ちと感じるか、それは人それぞれ違うでしょう。ただ僕が感じたのは終わり、そのものです。

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