ブスを愛せ
今日、俺はカラオケに行った。モニターから流れる映像で『いきものがかり』が新曲の宣伝をしていた。
時折メンズが集まると醜悪な顔面のマンコに対してブスという評価が下る場合がある。満場一致でブス認定されるものは間違いなくブスだと考えていい。
ブス討論における大トロは自分の価値観を押し付けることだ。このマンコはブスだ、と言い切った人間に対し、
「でもフェラチオされたら射精するよね」
と返す。あまりに稚拙で酷い、言葉の異次元殺法だ。だが、その席において最も盛り上がる瞬間はここである。火蓋の切られた話題は「2時間はクンニ出来るぞ!」、「40になっても毎晩抱くね!」などの声が挙がる。ブスという存在を骨の髄までしゃぶり尽くす瞬間だ。この本題に入るための道筋を用意しようじゃないか、俺が言いたいのはそれだ。
『風俗で出てきたときにどう感じるか』
射精出来るかどうか、という点を究極的に考えるとこうなる。ブスの射精部門だ。また、他の部門は無い。悲しいが、ブスだということを忘れてはならない。捻じ曲がった顔面は勿論、その顔面によって精神までもが歪んだ人間と心のコミュニケーションを取ることに何の意味があるだろうか。ブスは、ブスだ。
この討論における問題が一つある。規格外の持ち込みだ。個人的には冒頭のいきものがかりがその筆頭ではないかと考えている。彼女はブスではない。多部ちゃんも可愛い。金を払うから抱かせてくれ!という案件だ。しかしそうは思わない、陰毛よりも歪んだ性癖を持つクソペド野郎が確実に存在する。そういった人間がいる。残念ながらいきものがかりも多部ちゃんも、彼女らの可愛さは絶対ではないのだ。
だが、メンズの席が二人以上であり、かつ満場一致でブスと判断されたのなら、それはブスだ。絶対的なブスである。それを前にして、どこまでイケるか、そのチキンレースが面白いということを忘れてはいけない。ブスだ、ブスではない、という議論はあまりにも不毛なのである。
aikoはヘルスで出てきたらキレてもいい。
2015年1月25日
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