スーパードライフルーツ

射精するのに現金が要る。故の労働。そんな思想を抱いたつもりは無いが、現実として俺の日常にそう表れているのだ。

年末に出張が決まった。ジーザス…。『出張先  風俗』で検索するもやはりススキノには及ばない。これを書いている今、俺は札幌にいない。帰りたい。

出張が決まると、俺は冷蔵庫を空にするスケジュールを組んだ。数日で破綻しスーパーで幾度となく買い足しを行なったが想定の範囲内だ。

出発日になり、俺は無性にキウイが食べたくなったので例によってスーパーで買い足しをした。皮のままかぶりつきたかったのだ。キウイは冷蔵庫に、俺は出張先に。永遠の別れ。約束された変わり果てた姿。冷蔵庫にまで被害が及ぶ前に帰りたい。

チンーポッター

映画を見た。そして泣いた。この涙は、物語の産物である。

映画では、たくさんの人が繋がり、死に、生まれた。強い愛の物語だった。

流した涙はやがて蒸気となり雲となり野外セックスを楽しむカップルの頭上へと漂いそして雨となり迷い無き一筋の光のようにヴァギナへと向かっていった・・・。(完)

(水って蒸発して雲になって雨になるんだよな・・・?程度の知能で書きました。教育問題などにご利用下さい。)

先住民の声

紅だぁああああああッッ!!! ブリブリブリブリブリッッッッ

痔だ。まるで紅生姜のように。

俺は物心ついたころから痔だった。といえば大げさだが、それほどまでに痔であることが当たり前だと感じるようになった。1ヶ月である。たった1ヶ月治らないだけで痔であることが当たり前になったのだ。日常とは一体いつどこで形成されるのだろうか…己のアナルの順応性に驚くばかりである。とても社交的なアナルだ。

件の痔は出血こそ凄まじいものの痛みは無い。痔との和解が成立しているのだ。住んでもいいけど荒らすなよ、という共生の考え。痔サイドもそれを十分に理解していた。

非常に迷惑な話である。アナルと痔の微笑ましいエピソードを俺は望んでいない。今にも「痔はアナルを即刻返還セヨ!!」と言い出しそうだ。2016年アナル返還条約。語呂合わせは、ない。

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